夏休みが終わり、学校生活が再開されました!
いまの日本では、5年生と6年生に対して英語が正式に「教科」として必修化され、それにより、成績評価も行われています。
3年生と4年生にも「外国語活動」としての英語の授業が行われ、早い段階から英語に触れる機会が増えました。
5・6年生では年間70時間の英語授業、3・4年生では年間35時間の「外国語活動」があります。が・・私としてはどちらの時間数も、日本のグローバル化を考えると充分とは言えない心象です。
アルクKiddy CAT三軒茶屋校がある世田谷区では、小学校により1年生から英語を行う学校もあるようです。生徒に聞くと「学校の英語も楽しい!」とみんな言いますが、内容や先生の指導方法はそれぞれ違うようです。
ネイティブのALTによる授業はきっと楽しいに違いない(笑)・・と私も思いますが、共通していえることは、生徒たちに「覚えるべき(必須の)学び」として、しっかり目的化されていないように思います。※小学校英語の目的はコミュニケーションの素地を養うこと
小学校の実態としては、外国人講師(ALT)の配置と、サポートの先生によるチームワークで、授業2コマ分を続けて行うことが多いですが、教員の英語力のばらつきも問題視されています。特に、英語を専門としていない教員にとっては、指導の負担が大きいでしょう。
外国語といっても様々ですが、まずは「基本的な英語」を習得することが大切です。
これは、子ども達が12~13歳という中学にあがる年齢を待つ間に、大きなポテンシャル(好奇心を持って聴く・話す・身に着けて実践する)の時期を過ぎてしまいます。
中学生になったとたん、かなりの量の単語・文法を急に覚えなければいけない、というのは今も昔も厳しい現実。それに直面するのは子ども達一人一人。
学校のテストのために急いで英語を詰め込みますが、中学に慣れたころには高校受験も視野に入り、ひたすらテスト対策の英語生活となります。
当校に在籍するお子様の保護者様からは、よく「私が英語苦手なので、子どもにはそうなってほしくない」というお声を頂きます。
苦手意識をもつのが予想されるなら、すぐに始めるに越したことはありません!
その意味では、いまお子様の年齢がいくつでも関係ないのです。ただ一つ言えることは、小学校の英語だけでは心もとない、ということ。
ぜひ、迷わずにお子様の英語の扉を開けてあげましょう!
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